純文学ショートショート?「タイトル募集中」(オチてたらプチっとよろぴく)
最近、「ショートショート」というのを知らない人もいるんですよねー。
昔はSF御三家って、星新一、小松左京、筒井康隆って、定番でしたけどねー。
阿刀田高さんは今一オチないですね。星新一さん、凄かったです。アメリカだとフレドリック・ブラウンとか。
愚痴はさておき、たった千文字で大どんでん返しのオチを狙った純文学?ショートショートちょぼっと書きましたー。
ええと、ブログから、『犬儒のHP~本格派「当事者」雑誌』の方訪れてくださる方少ないようなんですが、ぜひ読みにいらしてくださいね。
↑ですので、ぜひ読みにいらしてください。古本読むよりはるかにいいですよ。切実な統合失調症関係の文学が凝縮されています。
では、これは、オチてるかなー?
(文房具屋にて)
「あー、すいませんでした。取りに来るの遅れて。ちょっと金欠だったものですから。
1mmのグラフ用紙のルーズリーフなんですが」
店員が頼んでおいた3部のそれを持ってきて包装する。
「すいませんが、個人名で領収書をもらえますかね」
己は北海道のコンビニエンスストアのセイコーマートのカードの裏面を見せる。
「別に申告もしてないんだけど、俺、十二ヶ滝市でちょこっとだけ家庭教師やっていて、帳簿書く練習してるんだわ。……本当は行政書士事務所やりたいんだけどね。いつもあっちの支援センターでたむろしてるんだわ」
店員は一部反故にしたが、己の名前はあっという間に暗記していてさらさらと領収書を書く。
「480円ですか。
……。
あ!、この領収書まずかった! これ一部生徒に横流しして売るんだわ! 経費じゃなかった!
うーん、……
脱税するか」
↓↓ ぷちっとよろぴく。