犬儒のブログ

当事者のアマチュア文芸雑誌の編集顧問を務めています。『ノルウェイの森』の直子と同病の単純型統合失調症です。

聴覚障害者の家系で、僕には幻覚も妄想もありません。

 分裂気質(孤立しやすく、羞恥心を感じやすい)はあるんですが、まあ、内気で、貧乏で逆境でしたね。

 中学校くらいで、学年で一番貧乏なくらいで一番成績が良かったくらいですね。

 これだけでもおかしくなります。

 「金がかかる」ということで部活動も勧められず、家帰ったら、本を読んでいました。

 中学高校とかで、定期テストがあると、早く家に帰れるというのが嬉しくて、本を読んでいました。

 高校1,2年で偏差値70あったんで、見えてたんですが、大学入試の一次試験で、電気の右ねじの法則をケアレスミスをして、物理55点という大失敗をしたのですが、まあ、偏差値2くらい低くなりましたが、それでも69くらいありました。

 2次試験の英語を勉強していなかったのですが、まあ、京都大学現役で入れたかなー?くらいの点数でした。

 でも、勝手に入れないと思いこんで北大理類の願書も取り寄せておらず、試験が簡単だった東北大学工学部に入りました。

 昔の知り合いは全くおらず、放浪者のような大学生活でした。

 はっきりわかりませんが、7割方の医師より現役大学入試成績が良いくらいだったと思うのですが、もったいない事をしました。

 貧乏だったので、私立大学もなにも受けておらず、1年の遅れも許されないと思ったので、覆面浪人も何も考えられませんでした。

 塾にも予備校にも行った事はありません。

 

 卒業後、東証一部上場企業のセラミックス関係の研究開発部に勤めていたのですが、なんか死んでましたね。

 就職が決まった時は非常に嬉しくて、天地がひっくり返るくらい喜んだのですが、就職が決まったあと、初恋をしました。

 はっきり言って、酷い女に初恋をしました。

 私立女子大の英文科3年の女の子でしたが、酷かったです。

 就職後も長距離電話で話していたんですが、失恋した頃、不眠も酷くて椎間板ヘルニアにも罹ったので、郷里に帰りました。

 

 最初の入院からして、事実関係も把握していない、僕より偏差値5くらい低いヤブ医者によるもので、まったく人権侵害の不当なものでした。

 僕は自分は「単純型精神分裂病」という説を採っていたのですが、ヤブ医者は「百姓の倅の馬鹿が内地の工場で暴れたんだー」くらいの診立てで、三か月も閉鎖病棟に僕を入院させていました。

 共同責任者の親父にあとで聞いたら、「怠けていたので懲罰で入院させたー」とのことでした。

 親父は僕にかけておいた生命保険で、月8万円儲けていました。

 

 僕は大学で何を勉強すればいいかよくわからず、適当に工学部に入ったのですが、入試成績が良かったので、なんかフランス現代思想でも勉強すればいいのかなーとか思って、寮では文学書とか、講談社現代新書みたいの読んでました。

 

 今、アマチュアでも全国区で文学で芽が出ている感じなので、まあ良かったかと思います。

 歴代の精神科の主治医の診断書でも、幻覚も妄想も認められていません。

 思考障害に○が付いていますが、家族の聴覚障害の影響と読書過多と話し言葉の貧困さによる影響かとも。

 陰性症状、特にあるのかなあ。

 農家出身の人は暗いっぽい感じの人多いですよ。

 まあ、このまま行けば、ゴミ屋敷で孤独死みたいの見えているんですが、僕は多分生物学的には統合失調症ではないとも思っています。症状が似通っているだけで。

 対症療法の薬しかありませんから、統合失調症治療薬も効くのかもしれません。

 

 父方の祖母が聴覚障害4級で、母が片耳が聞こえず、蝉10匹分くらいの耳鳴りがするそうです。

 甥が発達障害になりました。

 

 人生で、まったくアドバイザーがいませんでした。

 借金を抱えた貧乏農家出身で、上場企業で研究職をやっていました。

 親父のゲンコツ教育で適応出来たとは思えません。

 「泣くなー」とか怒鳴って、子供を殴っているような親父でした。

 親父はほとんど孤児にも近かったです。喋れるのが不思議です。

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