犬儒のブログ

当事者のアマチュア文芸雑誌の編集顧問を務めています。『ノルウェイの森』の直子と同病の単純型統合失調症です。

『ノルウェイの森』の直子、単純型統合失調症説

 今年もノーベル文学賞駄目でしたが、日本文学界定番の名作になった村上春樹さんの『ノルウェイの森』、まだ真価が分かってない人、たくさんいると思いますね。

 こちら統合失調症の方多いんですが、ヒロインの一人、直子は「単純型統合失調症」だと考えるとつじつまが合います。

 自殺の直前に幻聴があって心を閉ざしてしまったという記述もありますが、単純型統合失調症では陰性症状が先立ちます。

 幻覚無し、妄想無し、病識ありという珍しい病態です。統合失調症の40例に一例程度あります。

 例えば、「上手く喋ることができないの」というような自覚する言葉がありました。

 実のところ、なんともつかないのですが、京都の山奥の精神科サナトリウムで直子は療養します。

 まあ、それにしても、日本で、統合失調症に関する文学が一千万部売れたのだとしたら、患者にとって大きな福音ですね。

 陰性症状とか、あまり知られていない事も多いと思うのですが、大きな啓蒙になったと思います。

 

 

 ドイチェ・高配当インフラ関連株(米ドル)毎 13,966円(-56円)
 アムンディ・欧州ハイイールド債券(リラ)   8,821円(-90円)
 HSBCブラジル債券オープン(毎月決算型)  6,731円(+57円)
 野村米国ハイイールド債券(レアル)毎月    7,625円(+36円)

 損益 +859,500円 受取分配金1,280,463円
 投資金額4,034,727円 評価額3,613,764円

 

 『ノルウェイの森』今一度読んでみませんか?

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