犬儒のブログ

当事者のアマチュア文芸雑誌の編集顧問を務めています。『ノルウェイの森』の直子と同病の単純型統合失調症です。

「分裂気質強くてグロッキー」くらいの話だったのかなあ。2回入院で「精神分裂病」で福祉の対象になるとか

 俺も53歳になってるねえ。初診が25年前くらいかなあ。

 俺は、単純型精神分裂病かなー、とも思ったんだけど、初診の医者とか、「単なる馬鹿」とか誤診してたっぽいかなあ。「単なる馬鹿」でも「精神分裂病」って診断名になってたと思うよ。当時は。

 入院後、なんか「虚栄心ばかり強い怠け者の馬鹿」みたいのが、「精神分裂病」という診断名になってたりするの、かなり見聞した。

 なんか初診の時とかもねー。親父が付いてきたと思ったら、その時だったか何時言ってたんだか忘れたけど、「やー、どうせこいつなんか、えっへっへー」とかへらへら言ってるしねー。もし親父が、希望が絶望に変わってしまったような面持ちで「息子は東北大学卒の研究者です」とか言ったら、医者の診立て、全然違ったんだろうにねー。

 俺も「機械工作の精度が狂ってしまうので、座って休んでいるしかありませんでした」くらいしか言ってないしねえ。

 なんか、親父よりさらに馬鹿だとか誤診されたっぽいねえ。

 普通考えられないけどねえ。自傷他害の恐れもく、幻覚も妄想もない、医師並みの学業成績の人物が閉鎖病棟に強制入院させられるとか。

 親父が、俺がうちに居たら損するけど、入院してたら、生命保険で儲かるから、みたいな感じで、劣悪な医療の所に放り込んだような感じかなあ。

 あとで親父、「怠けていたから懲罰で入院させたー」とか言ってたよ。

 今は絶滅してるくらいの、いわゆる雷親父だね。まあ、半分くらい孤児みたいでひねくれた親父かもなあ。まあ、全国的に戦中派の父親は絶対息子を褒めない、みたいな傾向あるみたいだけどねえ。

 なんかねー、怠けて自分の金出して行った自動車学校退学する奴いるかねえ。

 仮免学科試験半年で取れなかったの。実技じゃなくて。研究者やれないっぽいよねー。大問題だよねー。まあ、いろいろあったんだけどな。

 親父は会社の人事から、自動車学校退学の件、聞かされていなかったようだね。まあ、プライベートの事じゃリストラとかできないからね。

 まあ、それで、市内で仕事探しても、「なんで上場企業辞めてうちなんかに来る」とか、健康上の不安あるとか思われて雇われないしなあ。もっと使いやすい人材、いくらでもいるからねえ。俺も市内のすべての会社社長より学歴良いくらいなんだろうねえ。

 それでまた都会とか行って、孤立してにっちもさっちも行かなくなって体調崩して帰ってきたら、また入院させられたりした。

 入院なんかしたら、余計体調悪くなるよね。音楽もまともに聴けないし。

 親父も神経ないような奴だしなあ。うんと、親父と姉貴が粘着気質、お袋と俺が分裂気質、みたいな感じかな。

 何か15年以上、「単なる馬鹿」とか誤診されて誤処方されてきた感じでもあったな。やっとまともな処方になったのが、今のN先生あたりからかなあ。

 N先生の前のK医学博士とか「知り合いが衆議院議員になったなんて、誰も信じないぞー! 5年ぶちこむぞー!」みたいな事言ってたよ。世も末だよね。事実関係も把握しないで、診断書適当に作文してたりするし。

 高名な精神医学者の中井久夫さんも「田舎の人は頭が悪く見えるので注意しましょう」って書いてたけどねえ。

 初診もろくに診察されてなかったけど、あと、2分、2分、2分、主治医が交代しても2分、とかの診察だったな。

 今のN先生には事実関係把握してもらっている。ヤブのK医学博士のインプロメンジプレキサという薬が無くなったりした。

 まあ、「馬鹿に鎮静剤」的処方とかすることとか、あるんだろうかねー。なんか、とにかく病棟で大人しくしていればいい、みたいな。

 N先生は俺が中高齢になった頃、45歳くらいね、厚生障害年金を3級から2級に、実質上してくれたので助かった。もう体力的にとか、潰し効かないからねえ。

 うーん、あんまり単純型統合失調症でもないかと最近は思っている。強い分裂気質でグロッキーになったくらいの感じかなあ。まあ、「旧貧困層」というか、貧乏農家の出身だしねー。内地とか大変で合わなかったんだろうね。

 日本は急速に経済発展したからねえ。極端な不適応者とかも多かったんだろうね。成熟のヨーロッパとかとは少し話が違うよね。

 俺も旧西ドイツの医学者が書いた本読んで「単純型精神分裂病かなあ?」とか思ったんだけどね。入院させられたので、「自分は不治の精神病になってしまったー」とか、鬱病の疾病妄想みたいになった可能性も大だね。

 まあ、分裂気質強いんで、ゼプリオンは何らかのいい効果はあるかとは思ってるんだけど。

 内服薬無くなって良かったよね。ちょっと酒飲み過ぎだけど。

 分裂気質で仕事中毒みたいな人はアル中にもなりやすいらしいね。

 まあ、人類の4000年の友、酒ではあるんだけどねえ。

 なんか分裂気質でなくても統合失調症になる事も多いようだねえ。俺、貧乏症で毎日ホームページの掲示板で書きまくっているんだけど、常連で、お二人とも統合失調症という診断なんだけど、国際結婚してヨーロッパに渡った人が、どちらかというと循環気質?、賞金百万円の製薬会社の賞取ったプロ作家の人が、どちらかというと粘着気質?、みたいな感じかなあ。

 まあ、ほんと「病」じゃなくて、「症」って病名変更になったし、症候群なんだろうね。こんなけ何十種類も治療薬あって、患者ごとに有効な薬違ったら、症候群としかいいようがないよね。

 話長くなってすいませんでしたが、これくらいにしておきます。

 中島美嘉ちゃんの"ALWAYS"を一曲リピートで聴いています。ご病気大変残念でした。うちも聴覚障害者の家系です。

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↓25位です。1ページ目から落ちそうだったんですが助かりました。またよろしく!

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