精神障害で入院しながら生活保護を受けると月30万円くらいかかって、国民一人年1銭以上の税負担です
まあ、初診から25年くらい経ってますから、いろいろ試算しましたよ。
憲法の生存権による生活保護制度の最大のミソは「医療費無料」でしょうねえ。
まあ、みんな医療費どれくらいかかるか分からないという恐怖から生命保険に入ったりするのだと思いますが、やっぱりあんまり医療費かかると生活が破綻します。
それに貧乏な人ほど精神障害になりやすいのです。
ほんとですよ?
ええと、前書いた文書があったと思うのですが、
地位と名声と富があれば統合失調症を発症しにくい?? - 犬儒のブログ
実のところ、こんな感じありますね。
少し昔の岩波新書で、カナダでは統合失調症患者一人当たり、毎月60万円の予算をかけてるともあったのですが、日本は半分以下くらいかとも思いますが、そこそこかかります。
自分の計算をしたのですが、厚生障害年金2級の基礎年金部分、これは1/2税金を投入することになっていますから、これで税が39万円くらい。
精神科医療費は7割健康保険ですが、2割は税投入。ゼプリオンのデポ剤だけで5万円くらいかかるので、月7万円元値食ってるとして、上限5千円とかですから、月1万6千円?、1年で19万円。
これだけで58万円くらい?
まあ支援センターとかいろいろ予算かかってるから、まあ、小学生分くらいには税金かかってるのかなあ?
一人の小学生当たり、年間90万円くらい税金かかってるそうですが。税務署で見ました。
うーん、まあカナダよりはかなりかかってないですが。
作業所で働くと、実は工賃より国家予算なんかの方が遥かにかかります。月15万円くらい。
直接所得補償して、家事の練習でもしてもらった方が良いかとも思うのですけどねえ。
社会的コスト下がりますよねー、障害者が家事こなせると。
うーん、精神科入院病床数30万床で1/4が生活保護費を年間360万円使っているという非常に大雑把な概算で、国民一人当たり年間2250円の税負担になるという計算です。
なんとか恩返ししたいですね。
まあ、安心して働ける、安心して子供を産めるという社会の為には福祉は大事だとも思います。
↓35位。福祉政策があるから、国民は捨て身で仕事が出来るのです!(?)