犬儒のブログ

当事者のアマチュア文芸雑誌の編集顧問を務めています。『ノルウェイの森』の直子と同病の単純型統合失調症です。

「虚栄心ばかり強い怠け者の馬鹿」「性格の損な知的障害者」何でもかんでも「精神分裂病」って事になってたよ。

 親父は中卒の農民で、俺は東北大学卒の研究者だったのだが、親父が「やー、どうせこいつなんか、えっへっへー」とかへらへら言っていたら、ヤブ医者が完璧に誤診したようだった。

 「馬鹿」と誤診されたようだ。

 生涯賃金2億円かかってるかもしれないのに、2分の診察で閉鎖病棟に実質強制入院になった。

 帰郷後2カ月くらい経っていたが、親父が毎日「怠け者ー!」とかどなり散らしていて、俺はさらに衰弱していた。

 学生時代にテレビ局でバイトしていたことを思い出して、地元のマイナー新聞社に印刷工のバイトでもないかどうか聴きに行こうと思ったのだが、親父がその前に病院に寄れというので寄った。

 

「息子がD日報社に行くというのですが、それならその前に病院に寄れと言ったのですが。えっへっへー」

「僕は適職に付かなかったのが失敗だったかもしれません。僕の適職はマスコミ関係だったかもしれません。D日報社に行ってこようと思うのですが。印刷工の仕事などあるのではないかと思うのですが」

 

とか言ったら、Y.T.医師というのに「これは酷い」というので入院になってしまった。

 うんと、学生時代にバイトした東北放送でたまに一緒のタクシーで取材に行ったキャスターの郡和子さんは今は代議士をなさっている。東北大学工学部化学工学科からは凸版印刷や大日本インキで管理職をやっているOBの方なども多いと思う。

 ヤブ医者が、親:中卒、子供:東北大学卒というような事を想定してなかったのかもしれない。

 精神科に3カ月も入院したら復職できるわけなんかもなく、市内でも噂が伝わるだろうし、普通の就職はなくなる。

 親父が診察室に付いてきたと思ったら、「息子は東北大卒の研究者です」とかいう前に「やー、どうせこいつなんか、えっへっへー」とかへらへら言っていた。日に焼けた中卒の農民。

 僕は多分、統合失調症ではなく、分裂気質が病的に強い程度かとも思うのだが、仕事に就けなかったら、障害認定してもらって所得補償してもらうくらいしかない。

 生涯賃金2億円パー。大学入試成績はもっとよく国立大医学部ストレートで入れた程度だった。医者は生涯賃金7億円あるそうだ。

 多分、「内気な田舎者の不適応」くらいの話だったと思う。

 何回か紹介したが、

 

「北海道田舎の症例集」再掲するけど、俺もろくに診察もされないで「馬鹿」とか誤診されたんだろうね。 - 犬儒のブログ

 

というような実態があるようだった。

 それで限界過疎医療でろくな診察時間も取られず「馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿、また馬鹿かー」程度の診察しかされなかったのだが実態。

 人や自分が正確になにかというのは分からないが、市内でIQ75未満の人1000人、単純型統合失調症患者2,3人と計算できる。雑に診察されたら誤診される。

 俺の略歴とか読んだら、たいていの精神科医が俺の事尊敬するくらいだと思うけど、なんか変だよねー。

 まあ、医学より経済学とかに興味があったんで、無職で年収200万円になっているので、まあ楽でいい。

 あんまり組織とかに合わないようだ。

 どうも、聴覚障害者の家系の貧乏農家出身だと、外見とか喋りとか冴えなくて、誤解されやすいようだ。

 ヤフー検索「ノルウェイの森」で今現在469,000件中17位。

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↓25位。人生でクララちゃんしかいいことなかったなー。次善の策でも結婚する。

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