犬儒のブログ

当事者のアマチュア文芸雑誌の編集顧問を務めています。『ノルウェイの森』の直子と同病の単純型統合失調症です。

精神科病棟の知的障害者問題を、世論を動かして解決するのが夢です。(北海道の田舎)

 僕も53歳になっています。

 肝硬変で余命10年と告知されて、晩年という感じです。

 脚の水、前立腺の肥大等も困ってるんですが、今日は腹水とかでまた大変でした。

 一か月で体重が76kgから91kgくらいになったんですが、15kg、水溜めこんじゃったんですね。

 今日あたりも飲んだだけ尿とか出ないし、腹がぱんぱんで、尾籠な話で恐縮ですが、トイレで自分のお尻も拭きにくいくらい、腹が出てしまいました。

 4日水曜日から、やっと消化器内科の薬を飲めるようになって、水を抜く朝の薬飲めたの、今日で三日目ですが、劇的には水減らないというか、増えてるくらいですね。

 月曜日に飛び入りで消化器内科に行って注射器で腹水抜いてもらって、水抜く内服薬も追加してもらった方が良さそうです。

 12日木曜日にはやっと泌尿器科にも行けそう。

 急には医療対応もできないでしょう。しぶとく生き延びるしかないです。

 あと10年生きるための正念場です。

 

 28歳の時だったかな、南関東事業所があった上場企業で研究職やってたんですが、自動車学校退学等の関係で、会社休職になり、北海道の士別市という郷里に帰ってきて、精神科にかかったんですが、ろくな扱いされませんでした。

 実家が貧乏農家で、外見とか頭悪く見えたんでしょうね。精神科医から実際の知能指数より60くらい下に診立てられたんじゃないかと思います。

 僕も言っていないし、親父も言っていないし、あと会社の人事が電話で言っていなければ、僕が東北大学卒の研究者だとか、精神科医に伝わるわけはありません。

 親父が診察室についてきたと思ったら、「やー、どうせこいつなんか、えっへっへー」とか言ってるの。

 親父は中卒の農民ですが、医者は僕がそれより「馬鹿」だとか診立てたようです。

 親父は日に焼けた、いかにも田舎者です。

 初診後2カ月くらいしてから、医師に「僕の適職はマスコミ関係だったかもしれません」とかいろいろ言ったら、閉鎖病棟に強制入院にされちゃったの。

 自傷他害の恐れも、幻覚も妄想もなくて、思考障害の症状で困っていたくらいなんですが。

 それで、現場見たら、「精神障害」の認定がかなりファジーに行われている実態が分かりました。

 資料などにもあたりましたが、とにかく日本は知的障害者福祉問題が非常に遅れた国だという事が分かりました。

 知的障害該当者が少年期などに全然知的障害の認定をされていないようでした。

 病棟の軽く1/4以上、こっちの地方の推定だと、1/2くらいは知的障害者が入院して、「精神障害」ということになっているようでした。

 性格の損な知的障害者が、何らかの加減で入院して、医原性のショックやホスピタリティーでなおさらおかしくなっているようなのを、田舎のヤブ医者が詭弁で「精神障害者」とか名前を付けているようでした。

 何回か書きましたが、市内でIQ75未満の未認定の知的障害者はちょうど1000人くらいで市民の20人に一人くらい、一方僕がそうかとも推測される単純型統合失調症患者は、市内で2,3人、市民5000人に一人くらいです。1000人:2,3人の存在割合です。

 初診の精神科医は一応「ブンレツビョー」とか、僕に診断名を付けましたが、実のところ、「馬鹿」にでもなんにでも「ブンレツビョー」という診断名を付けていたのです。

 それで僕が受診に行ったら「馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿、また馬鹿か」といういい加減な診立ての誤診をしただけのようでした。

 僕の実際のIQより60くらい下に診立てたようです。医者の言ってる事を聴いていれば分かります。

 病棟には本当の統合失調症患者より、知的障害者で病的になっている「ブンレツビョー」患者の方が遥かに多かったです。

 

 こちらの各種の精神障害者の社会資源なども、知的の療育手帳3級くらいの人にちょうど合うだろうな、というような感じのひなびた物しかありません。

 東京はパリッとした精神障害者なども多いようですが、東京都は、まあ、住民に最も知的障害者の割合の少ない都道府県でしょう。田舎とは状況が違います。

 まあ、とにかく親が子供を知的障害者に認定頼むのがよっぽど嫌らしく、健康?でも偶然IQが70ないようなケースも小学校が45人クラスとして、一人程度はいるんですが、五体満足で生まれたりすると、全然知的障害の認定を頼まない。

 全国で、知的障害該当者300万人程度ですが、このうち250万人は未認定で育ちます。

 IQ75で切ると、人口の5%近くが知的障害者です。

 それでそういう人が何らかの加減で精神科に入院すると、とにかく大人しくしていればいいから「馬鹿に鎮静剤」みたいな処方をする。それでメジャートランキライザー飲んでるから精神障害者だ、みたいな田舎のヤブ医者の詭弁になっているようでした。

 精神障害者の平均IQはやっぱり100くらいだと思いますけどね?

 社会資源には街のせいぜい偏差値50くらいの福祉大学を出たような福祉職員が配属されていたりして、馬鹿を馬鹿にするのが趣味だ、みたいな感じでいい加減な事をやっていました。

 まともな知性を持っている本当の精神障害者は、そんなところに寄りつきません。

 専業主婦でもやっていたりするのでしょうか、多分2番目に多い職業が建設作業員あたりでしょう。

 それで知性の怪しいような、少年期に療育手帳取らなかったような「精神障害者」が精神障害者の社会資源に集まっていたりしています。

 作業所には、高校の授業が分からないのがストレスになり病的状態になって「精神障害」認定されたような、色気もなんもない感じの「ブンレツビョー」患者が時給100円で割りばしの袋詰め作業かなんかやってる。

 作業所の所長は統合失調症の平均発病年齢を、18,9と誤認していました。世界的には30歳くらいと言われています。

  知的障害者福祉の遅れなどが混乱を招き、精神医学界もいい加減な事やってるかと思ったら、政府もいい加減な福祉政策をやっている。

 

 こういうのが僕が田舎で感じる「精神障害者福祉」の実情です。

 ヤブ精神科医とかは、本気で知的障害者精神障害者だとか誤認していたようです。

 まあ、成熟のヨーロッパとかは知的障害者福祉が進んでおり、そっちの社会資源なども充実しているのでしょう。

 日本の精神科医療は「世界の恥」としか表現できない劣悪な状況になっているようです。

 僕は初診以来15年間くらい、実質上の誤診をされ、精神科に足を引っ張られ続けました。

 ヤブ精神科医は、稼ぐより使う金の方が多い「精神障害者」の「社会復帰」問題など、どうでもいいのです。

 で、その「精神障害者」は実は知的障害者だったりしています。

 

 何回か紹介していますが、京大出身で長らく神戸大教授をやっておられた高名な精神医学者の中井久夫さんはご著書の中で「田舎の人は頭が悪く見えるので注意しましょう」と述べておられます。

 僕は家が貧乏農家だったんですが、大学入試時で成績は一次試験だけみると京大工学部や国立の旭川医科大学のボーダーを超えていました。

 両親とも重い農作業働きづめで、家庭教育どころじゃなかったようです。

 それで僕は上場企業で研究職をやっていたのですが、私生活だけでもう適応不良になっていました。

 いずれにせよ、統合失調症の治療薬は根治するものはなく、対症療法の薬だけなので、何らかの効果はあるかと思っています。

 15年間くらいは「眠れればいいや」とか思ってヤブ医者連中が処方したいい加減な薬を飲んでいました。

 年々僕も、日本の実態が分かってきた感じです。

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↓13位です。ぜひみんなで病棟の声なき声の知的障害者などを救ってあげましょう!