犬儒のブログ

当事者のアマチュア文芸雑誌の編集顧問を務めています。『ノルウェイの森』の直子と同病の単純型統合失調症です。

精神科で実質誤診されて脚を引っ張られたって書きましたが、もう一度分かりやすくご説明します。

 最近肝硬変関係で消化器内科行って、前立腺肥大と頻尿もあって、夜1時間半で起きちゃうのなんとかするために泌尿器科にも来週かかる予定ですが、医療はやはり、生命とかを救ってくれますね。助かります。

 それにしても、精神科にもかかっているのですが、今の主治医のN先生の前、選んだようにヤブばっかり赴任してきていました。もう、精神科は日本の恥って感じですね。

 実のところ、初診以来15年間とか、実質誤診されていい加減な処方とか処置とかされて足引っ張られてきた感じですね。

 

 背景には精神科入院病床の知的障害者問題とかがあります。

 元衆議院議員で受刑した山本譲司さんの『累犯障害者』って刑務所のレポートの本が確か2006年にありましたが、受刑者の22%がIQ70無い知的障害者圏内の知能指数だったとのこと。療育手帳持っていた受刑者は皆無だったらしい。

 IQ110以上の受刑者は全体の1%にしか過ぎなかったらしいです。

 田舎の病棟にも、以前刑務所に入ったことがあるという入院患者がいました。

 外見では判断できないんですが、知的障害者くらいだったのかもしれません。

 なにか無銭飲食してわざと捕まるとかで、刑務所で飯を食いたいとかいう願望があって、法曹界もしょうがないから受刑させるとかあるようです。

 あるいはホームレスの1/4がIQ70なかったというような報道もありました。

 

 で、順当に考えると、精神科病院の1/4以上程度も知的障害者かもしれません。僕は1/2程度は知的障害者じゃないかとも推測しています。

 五体満足で生まれると、偶然知能が低くても、親が知的障害の認定頼まないようなんですよね。

 それで、全国の知的障害該当者300万人程度のうち、250万人もの人数が未認定になっています。

 そのうち、性格の損な人が、何らかの加減で精神科に流れてきて、入院したりもしています。

 ええと、まあ未認定知的障害者のうち、性格の損な人とか5%が入院しているだけで、病床の半分くらい、あっという間に埋まりますね。

 まあ、表現が悪いかもしれませんが、頭が悪く無知蒙昧の人が持っているのは「妄想」ではなくて、「迷信」とかです。

 それを昔の精神科医が「妄想」だとか曲解して、「ブンレツビョー」とか診断していた可能性も大きいです。

 頭が悪いと、不適応になりやすく、病的状態にもなりやすいです。

 それで、精神科に入院して、「精神分裂病」とか烙印を押されて、医原性のショックやホスピタリティでなおさらおかしくなっているとか。

 

 IQ75で切って知的の認定をする自治体もありますが、こちらの士別市内で、IQ75未満の人は市民の20人に一人、1000人もいて、ほとんど療育手帳を持っていません。

 一方、僕がそうかとも推測される単純型統合失調症患者は、市内に2,3人しかいません。

 そういうわけで、初診の精神科医に、「馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿、また馬鹿か」とか、実質上の誤診をされて、「ブンレツビョー」とか適当に診断名が付いてただけっぽくもあるんですよ。僕も「単純型精神分裂病かな?」とも思ったので、一応病名は合っていたかとも思うのですが、二人で考えていた「精神分裂病」は、全然別のものだったと思います。

 これを「二重帳簿」と以前表現しました。

 僕も現場を見たら、「ブンレツビョー」の診断がかなりファジーに行われている実態が分かりました。

 初診のT医師は僕を「精神分裂病」ではなくて、「馬鹿」とか誤診していたのが実態だと思います。

 ちなみに、このT医師、僕より大学入試成績が悪くて、入試科目で国語も社会もない東京の底辺三流私立医科大学で寄付金4000万円出して医師になった人物だというのが、後で判明しました。旭川医科大学で助手をやっていたあと、当市に赴任してきていたようです。

 事実関係も把握しないで処方・処置していました。

 処方は「馬鹿に鎮静剤」程度のものだったと思います。ドグマチール等賦活系の治療薬の方が良かったかとも思うのですが。

 診立てとか処置は「百姓の倅だ、どうせ馬鹿だー」「馬鹿がマスコミとか言ってる、気違いだー」程度のもので、自傷他害の恐れも、幻覚も妄想もない上場企業の研究者を閉鎖病棟に強制入院させたのだと思います。

 まあこれで、復職したら得られた生涯賃金2億円が完璧にパーになり、市内でまともな再就職口にも就けなくなったと思います。

 大変足を引っ張られたとしか表現のしようがありません。

 精神科医療、日本の恥としか表現できません。

 成熟のヨーロッパなどでは知的障害者福祉などが日本よりはるかに進んでいるのだと推測しています。

 日本の精神科の病床のうち、精神障害者は2割程度しかいないと思います。あと8割、特に長期入院している患者などは発達障害知的障害などの他障害だと思います。テキトウに「ブンレツビョー」とか診断名が付いたりしていました。

 国民も政府の官僚なども、こういう実態をあまり認識していないです。

 

 ええと、多少分かり易かったでしょうか。

 「実質上の誤診」は初診以来15年にも及びました。

 今のN先生の前はK医学博士という人が主治医だったのですが、2005年の総選挙で、学生時代のバイト先の郡和子さんが宮城1区で代議士に当選したので、「良いニュースかと思うのですが、知り合いが衆議院議員になったのでメールを出しておきました」とか言ったら、「知り合いが衆議院議員になったなんて、誰も信じないぞ! 5年ぶちこむぞ!」とか言っていました。世も末、という感じです。

 単なる事実ですが、僕は7割方の医師より現役大学入試成績が良いくらいだと思いますよ?

 高名な精神医学者の中井久夫さんは「田舎の人は頭が悪く見えるので注意しましょう」と書いておられました。

 知的障害者と接しているのに、自分が精神障害者に対応していると思い込んでいるようなヤブ精神科医は確実にかなりの割合で存在していたと思います。

 さっき書きましたが、1000:2,3人、雑に診ていたら誤診くらい簡単にするだろうな、というのは容易に推測されます。

 不適切な処方・処置により、出来る仕事も出来なくなった可能性等非常に大きいです。しかも精神障害認定も遅れました。

 

 あまりにも酷いと思ったので、知的障害者の家族会の全国組織の「全日本手をつなぐ育成会」にメールを送ったりして、知的障害者問題の改善を当局に求めてくださいとか頼んだりしました。

 一人の人間が出来る事はそれくらいです。

 精神科医療が日本の恥であるような状況は、依然として続いています。

f:id:kennju:20140504165148j:plain

 

↓16位です、ありがとうございます。精神科医は小児科医の次くらいに儲からないので、優秀な医学生はあまり選ばないようです。一番難しいくらいの科だと思いますが。