犬儒のブログ

当事者のアマチュア文芸雑誌の編集顧問を務めています。『ノルウェイの森』の直子と同病の単純型統合失調症です。

「自己愛性パーソナリティ障害」の誤診が混じって……

 僕にかけた生命保険で月8万円儲かる父親のために、自傷他害の恐れも幻覚も妄想もないのに6回以上くらい入院してきたのですが、田舎の精神科医は「馬鹿田舎者病」位の診立てじゃなかったのかな?

「A医科大出身の精神科医の迷言集」 - 犬儒のブログ

などもご参照くださればと思うのですが、端からまとも診察するつもりなんかなくて、事実関係すら誤認して、入院処置までやっています。

 基本ポリシーは「貧民管理」です。

 社会の戦力にならない「馬鹿」を適当に処置するのが精神科医の仕事なのです。

 

 入院病棟では、宗教的には大罪とされる「傲慢」「怠惰」みたいな症状?の患者も目立ちました。

 

 障害者白書では、入院患者では6割くらいが統合失調症患者とされますが、これは、誤診です。

 入院患者の1/3は発達障害の患者で、1/4以上は(未認定の)知的障害者で、あと、パーソナリティー障害者とか混じっていますが、貧民管理、十把一絡げで「精神分裂病」ということになっていました。

 極端な例になると、病棟にこんな婆さんもいました。

 

 

 僕以外にノートを書いている人が一名だけいるが、年取った痩せた女性でアルファベット二十六文字を書いてナースステーションの看護師に見せに行く。床に座って禍々しい目線で高慢に見せびらかす。狂気というイメージがする。(『暁』犬儒

 

 

 (未認定の?)知的障害者で小学生6年生レベルの知能しかないのに、性格だけは傲慢で、自分の方が看護師より偉いと思っているのです。「自己愛性パーソナリティ障害」です。

 

 兄弟で自己愛性パーソナリティ障害のような人も入院していましたが、僕が煙草を吸っていたら「赤ん坊は母親の乳首をくわえるのが一番気持ちが良いんだー」とかわけわかんない事言っていましたが、要するにひたすら人を馬鹿にしたいという。

 

 N氏の病院で、20年間精神分裂病ということで入院させられていた老人もいましたが、支援センターで会ったら、こっちが大学の化学科卒だと言っているのに、「おめえ、肥料の三大要素って知ってるかー」とかいちゃもんをつけてくる。その老人は工業高校の電気科卒で、電気工事士2級の免許すら取れなかった。

 

 なんか、「精神分裂病」って誤診されている「自己愛性パーソナリティ障害」の人物に5人以上くらい会っているような印象があります。傲慢なので、不愉快で記憶に残るので、未だに覚えています。

 高能力の自己愛性PDの人もいるんでしょうが、低能力だと、ほとんど「傲慢、怠惰、社会のクズ」みたいな感じです。

 

 そういった、「社会のクズ」のパーソナリティ障害の患者を、統合失調症患者に混ぜて診断・処置して、社会の統合失調症患者への誤解を招いていた、精神科医の責任などもあるのでしょうね。

 

 「精神分裂病」という診断は、社会のゴミ捨て場のためにあり、治療のためにあったのではないのです。

 

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