【余談】僕と聖書
僕が子供の頃は、世界の文化は西洋中心主義みたいな感じで、日本人は物まねしかできないと言われていました。
僕はまあ、文学少年だったんですが、月に10冊くらい本を読んでいました。
確か、堀辰雄の小説あたりの影響で、聖書を読んでみたくなって中学生の時書店で新改訳が文学と同じような人名表記になっていたので買ってきました。新共同訳とかは出てたかな、どうだったかな。40年くらい昔の話ですね。
それで拾い読みしました。
僕は信仰心というものがまったくない人間で、まあ、後年科学者でもないですが、工学士になりましたが、西洋文化は押さえておきたかったですね。
「創世記」は読みましたが、「出エジプト記」は一応目を通したくらいですね。
「サムソンとデリラ」とか、ダビデ王の話とか、ざっと読んだんだったかな、なんか面白い話も多い本ですよね。
福音書の3篇は読みましたが、ヨハネ伝読んだのは実はごく最近です。
使徒列伝だったかな、あれは読みましたが、パウロの手紙とかはあんまり読んでないですね。
うーん、まあ、純粋に好奇心で中学で聖書を読んだことで、僕のその後の人生は変わったかな。
キリスト教系新興宗教で変なのいっぱいありますよね。
士別市の田舎でもモルモン教の宣教師なんかもいたんですが、大学に行くと反社会的カルト宗教で右翼活動をしている統一協会とかもいました。不気味ですよね。
まあ、エホバの証人の人とか、今でも個別訪問しています。
なんか、信じちゃう人は信じちゃうようですねー。
なんか人間の理性のレベルが人によって違うのかなあ。
本当に良心的な人なら、宗教など信じないと思います。まあ、ルネッサンス天才とでも言うんでしょうか。
ただ、民衆?は宗教を信じる人もいるようですね。この科学の時代でも。
うーん、まあ、全般的に宗教は救いよりもトラブルをもたらしますね。
科学を信じるのが良いというか、疑えないですよね?
ただ、高校落ちこぼれ率5割というような社会では、科学も通用しないのかもしれませんね。
後年、プロテスタントの作家の「福永武彦論」とか書きました。興味がありましたら、
に収録しているのでお読みくだされば。
22位です。ありがとうございます。