犬儒のブログ

当事者のアマチュア文芸雑誌の編集顧問を務めています。『ノルウェイの森』の直子と同病の単純型統合失調症です。

精神科誤診率2,3割。入院患者は5割以上誤診。

 Q&Aのサイトで集めたデータによるとそれくらいらしいです。

 入院患者に関しては、前も書いた、1990年代より前の元自閉症児が10万人くらいいて、今も統合失調症ということになっているかもしれません。これは精神科科全病床数の1/3くらいです。

 あと、やはりどこにでもいるというか、性格の損な知的障害者が7,8万人くらい、統合失調症ということになって病床を埋めてるんじゃないかな。

 「知的発達障害」の人は「人懐こい」とか性格の特長があって、たしかに「接枝統合失調症」というような病名もあるんですが、統合失調症にはなりにくいらしいです。

 ただ、健康でも知能の低い人はいます。「正規分布」ですね。

 健康な未認定の知的障害者が病床の1/4くらい埋めて統合失調症ということになっていると思います。

 

 この二つだけで、7/12ですから、過半数突破です。

 

 あと自己愛性パーソナリティー障害で低能な人とか箸にも棒にも引っかかりませんから、やはり病床に居る。パーソナリティ障害もあんまり注目されていませんでしたから、誤診されている可能性も高いです。

 昔の恋人も古典的ヒステリーのところ、緊張型統合失調症と誤診されていました。僕は彼女の性癖を知っていますから分かります。

 市内の有名人、M.M.さん(車椅子で社交ダンスをなさる。テレビドラマ化された)もご著書で医療ミスで下半身不随になったんだけど、古典的ヒステリーと誤診されて精神科に少し入院されたと書いていました。同じ時に僕と入院していたことがあります。

 

 こちら限界過疎医療ですから、事情の違う所もあると思うのですが、入院患者の回診時間は週に10分以下くらい。事実関係すら把握しないで「診断」する。

 大雑把には大人しくしていればいい、くらいの処方ですかねえ。

 

 非常にいい加減な事が行われていると思うのですが、もっと怒ったほうがいいです。

 精神疾患が「大疾患」に指定されたので、幾らか良くなるとも思いますが、なんか自治体が精神科医に割増ボーナス出すとか、地方でも取り組んでほしいです。マンパワーも不足してます。今世紀に入ってから精神疾患患者は1.5倍に増えてますが、精神科医数は1.3倍にしか増えていません。下手したら「3分間診療」が「2分間診療」になります。

 

 まあとにかく、病名はあまり気にしない方がいいと思いますよ。対症療法の薬が合っていればいいんですが。

 

 22位です。ありがとうございます。

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