精神科医、わざと誤診して嘘つき通してる事ありますよ
昨日ちょっと書きましたが、精神科医はわざと誤診して、嘘つきとおしている事とかあります。
第1編 第1章 第1節 4.障害の発生年齢及び原因|平成25年版 障害者白書(全体版) - 内閣府
をご覧なってくださればと思うのですが、「統合失調症の十歳未満発病」が14.9%もカウントされています。
「思考の病」の統合失調症は思考が完成に近づく15歳くらいまではかかりません。もっと若いと身体表現の症状になります。
1990年代より前は、発達障害の概念は医学界でも普及していませんでした。自閉症児の「無為自閉」「感情鈍磨」などの症状から、「精神分裂病」と誤診されました。昔は「分からなかったら精神分裂病と診断する」という公式がありました。
90年代に発達障害の概念が広がり、ある程度ちゃんと分かってからも、2011年までは発達障害では障害年金が当たりませんでした。
全国の現場の精神科医は精神障害の年金や福祉が切れるのを恐れて「誤診」を続けました。
この数およそ10万人。全国の精神科入院病床の1/3を占めています。僕が見受けた廊下行ったり来たりしているひとも元自閉症児だったかもしれません。
困ったことに、医学界から統合失調症の平均年齢がかなり低い報告が行くので、政府の政策がねじ曲がってしまいます。諸外国の報告では30歳くらいなんですが、20歳くらいの報告行っていると思います。
元上場企業研究開発部員が割りばしの袋づめとかをやって「社会復帰」になるわけがないことなど、考えなくても分かるんですけどねえ。市内のB型事業所、大卒者ゼロです。
30歳くらいで発病した人は、小さな会社に転職などしてなんとかやっているとか、そんな感じかもしれません。
日本は男性の大卒率60%超えています。なんかおかしいですよね。
最近は「分からなかったら発達障害と診断する」という公式があるようなんですが、まだ統合失調症じゃない人をそうだと診断している例多いです。
5人くらい見受けましたが、自己愛性パーソナリティー(人格)障害の人とか、その病名だと障害年金当たらないので、統合失調症ということにしている事があります。大雑把に解説すると「傲慢」「怠惰」みたいな人です。これに「無能」が加わると箸にも棒にも引っかかりませんので、入院していたり、精神障害者の援護寮に住んでたりすることがあります。自炊する意欲もろくにないので、まかなわれないと生活できなかったりします。
昔、「精神分裂病は人格の病」という話もあったのですが、パーソナリティ(人格)障害の人を混ぜこんで診断していたと思います。昨今では「統合失調症は思考の病」と言われます。
あと「性格の損な知的障害該当者」とかいろいろですね。知的障害該当者は全国で300万人以上いますが、このうち認定されて療育手帳が当たっている人は60万人もいません。
残り250万人のうち、「性格の損」な人が精神科に流れてきます。
IQ70じゃなくて、75で切る自治体もありますが、そうすると普段会う人の20人に一人は知的障害該当者です。全然認定されていません。
士別市内でも、未認定の知的障害者が1000人以上いることになりますが、「単純型統合失調患者」は2,3人しかいません。限界過疎医療の精神科医が雑に診察していたら「また馬鹿か」とか思われるくらいです。僕も「馬鹿」と誤診されたと思います。ローカル理論で「馬鹿=精神分裂病」らしく、そういうことになったようです。
取れる人は、子供のうちに療育手帳取るとか、知的障害で年金受けてほしいですね。知的障害者に対する差別と偏見もまだまだ強いのですね。非常に残念です。
ええと、今日の話はこれくらいにしておきますか。
さすがに20年以上現場を見ているので?、事情通になりました。
14位です。頑張ろう、日本!